2018.03.26 九十九里というと広い砂浜、そして生い茂るハマヒルガオというのが幼少期の思い出で。 そんな自然環境も道路のかさあげ工事による砂浜の掘り起こしやもともと草が生い茂っていた場所に重機を入れるための砂利道を作る工事などで緑が激減しいまでは絶滅の危機に瀕しているということを知りました。 今回九十九里では昔砂浜一面お茂っていたハマホウボウの苗植えがあるということを白里のサーフィン業組合からの情報で知り家族で参加して来ました。 大網白里市の市長さんも参加していました。 これを機会にもっと砂浜のことに対して関心をしてもらいたいです。 平日ということでショップメンバーさんの参加はすくなかったのですがMakichan,Mikuchanが参加してくれました。 ハマホウボウの研究をしている地元大網高校の生徒たちの苗。 ビーチをジョギングしているときなんの気無しに見ていたものですがとても意味のある場所でした。 ほんの10年前はどこにでも自生していた砂浜の植物でしたが度重なる護岸工事などで年々減少していていまでは絶滅の恐れのある植物になっているようです。 九十九里有料道路のかさ上げ工事をする際に工事車両の乗り入れをさせるために作られた砂利道、これによりここに自生していた植物に壊滅的な打撃を与えてしまったようです。 この道路を作るにあたりこの場所をまず平らにしてビニールシートを張り巡らせそこに上に砂利を引いてしまってるのでここに新たなに植物が自生することはなく…..また県にはこれをまた元に戻すプランはもちろんないようです。 ハマホウボウのような植物が砂浜に張り巡らせることにより砂浜の侵食も食い止める効果もあるようですが緑が広がるスピードより工事などで掘り起こされてしまうスピードの方が早く海岸侵食をくいとめるはずの工事がその工事によりそこに自生する植物を消し砂浜も消えてしまうという負の連鎖を早めているのは誰の目から見てもわかります。 そんなハマホウボウのタネを参加していたみんなで蒔きました。 りゅうのすけの奥から温かい目で種まきを見ている方がこの活動をスタートさせた相羽さん。 この種を撒いている場所も実は県の土木が掘り起こそうとしていたようでそれをストップさせたことによりかろうじて緑が残されていました。 昨年蒔いた場所から芽を出している場所も多数あり、この活動も少しずつ芽が出ていることを今回初めての参加ながらとても意味のあることなんだなと実感することができました。 都内から一時間ほどでまだ工事もされておらず残るこの砂浜。 大網白里市にしてもこの自然こそが市の資源でありこれからこの環境を大切にすることで得ることができるものは計り知れないということに気づいて欲しい。
この手付かずの数キロの区間に防潮堤、沖合にテトラポットを入れるという工事が計画されている….
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