2022.03.27 昨晩からトウインフォイルを狙っていたポイントへ。 ジェットのオペレーターは同志ジェイソン、カメラマンはショップメンバーのShirakwaさん。 みんな昭和47-48年生まれの油の乗り切ったオッサンたち笑 僕も久しぶりのトウインで気合は入っていましたがコロナが広まってからは遠征してトウインをしておらず体力がもつか心配でした。 まずは息子のRyuをプローンのテイクオフスポットまで連れていくお二人….最高のサポートです。
ここでのトウインフォイル、最後にやったのはSeanと一緒にライディングしたのが最後。 この時がたぶん一番サイズがあり最強のコンディションでした これはジェイソンさんドライブでのトウイン。 面の綺麗さではこれが最高のセッションでした。
過去のトウインコンディションのなかでもこの日の海面は最悪でジェットのスキルがないと不可能ともいえるコンディション。 こんななかでもライダーをいいポジションまで運んでくれるJasonさんのアクセルワークは本職が八百屋さんとは思えないほど素晴らしいものでした。 陸からは妻の千春が寒い中レンズをかまえてくれていました。
久しぶりにフォイルでドロップする感覚、これは何にも変えることができないものでなかなか説明ができません。
頭が真っ白になります….
この日使ったアームストロングフォイルのHA725が下の複雑な海流や面を拾ってしまいそれにアジャストできた頃には後ろ足がパンパンになってしまい1時間ほどで僕のセッションは終了。 あたりまえですがフォイルチョイスがとても重要で今回のようなコンディションだったらあえてハイアスペクトのフォイルではなく安定感のあるミドルアスペクトのフォイルのほうがもっとうねりに集中してライディングができたような気もします。
体力が尽きてしまったので息子のRyuへバトンタッチ。 正直アウトサイドがあまりにハードなのでやらないと言ってくれたほうが良かったのですがインサイドでやりたいというので僕が引っ張りジェイソンが撮影という贅沢なセッションに。
ジェットの速度を一定に保つのが難しく引っ張られる側のスキルもかなり重要になるコンディションでしたがあっさりライディングをスタートしてしまっていたのには正直驚きました。 子供の環境適応能力の高さは大人の固定観念が通用しませんね。
昨年の11月Kaponoとのトウインのときは波の大きさにビビっていましたが今回も同じくらいのサイズでしたが臆せずチャージしていて成長を感じます。
最高に気持ちいいとストークするRyu…. そして僕… 親子で同じような顔をしてストーク、最高の時間ありがとうございました。 トウイン、引っ張られる側の楽しさばかりが強調されますが実は引っ張る側のスキルがすべてと言っても過言ではありません。 オペレーターとライダーの信頼関係、ライダーをいいポジションに連れていき最高のピークにはめ込んでドロップさせたときは自分がライディングした時以上に気持ちよくなるときがあります。 自分が自分がとなってしまうとそのバランスが崩れてしまいトウインはつまらなくなってしまいます。 僕にとってジェイソンさんは信頼できるオペレーターでありそれ以上にいい波に乗せてあげたいライダーでもあります。 ジェットを購入したのもちろんスクールで仕事をするためでありますがそれと同時に自分が気持ちよくなりたいから、その自分のわがままに賛同してくれているみんなのおかげでこうして楽しむことができています。
リュウを引っ張ったあと、Jasonさん、Shirakawaさん、僕とでアウトサイドで普通のサーフボードを使ってのトウイン。 ありえないスロープから加速付けさせテイクオフ、ライディングしている二人、そして引っ張る僕もが腹のそこから笑ってしまうそんな最高のセッションでした。
正直トウインで楽しむにはものすごい労力と投資を必要としだれもができるものではありませんがそこから得る高揚感はまた格別です。
最後にたまにトウインやりたいから引っ張ってほしいと聞かれますが仕事以外ではお断りしています。 トウインやりたい方は→http://www.foilsurf.jp/foilschool/foilschool_towin.html
リュウもあと6年後にはライセンスが取れるので彼に引っ張ってもらえることを一つの夢としてとっておこうと思います。 ひたすら海で浮き続けたRyu。 ひたすら公園で遊び続けたSakurako。 さすがに帰りの車の中では電池切れでした。
最高の一日ご一緒させていただいた皆様ありがとうございました。