2017.12.04
ちょうど10年前に新婚旅行でカリフォルニアをトリップしていた時に訪れていたpatagoniaの本店。 まさそれから数年たちアンバサダーになるとは思いもよらず、今回のベンチュラはまた違う気持ち。
緊張しながらもpatagoniaへ。
10年前とほとんど変わらない。 朝の10時コウスケ君と約束していてその時の店内はまだ空いていましたがよく考えたらこちらもクリスマスまであと少し、お昼前になると多くのお客さんで活気がありました。 歴史を感じさせる店内、本店ならではの雰囲気。 店内を探索し欲しいものを手に入れて次のミッション。
今回はFCDサーフボードからデリバリーされることになったカイトボードをチェックすることなのでファクトリーへ連れていってもらうと。 Flying fish ファクトリーの外には無造作にフォイルがたくさん。 シェイパーのフレッチャーは今フォイルサーフに夢中で色々なフォイルで自分のボードをテストしているようです。 カリフォルニアもビックウェイブシーズン、シェイプされているボードもガンボードが多かったですね。 カイト用のボードが並んでいたのでチェック。 モデル名はBlunt、このようなボードのノーズの形をブラントノーズと呼ぶようでなのでブラントというモデル名らしいです。 でもFCDのボードのモデル名にはダブルミーニングもあるようで違う意味はなんだろう...なんて。 カイトボードのデザインとしては今までのFCDではなかったパラレルアウトライン、チャンネルボトムと近代的なカイトボードのマニューバーをとことんまで追求できるものになっていて僕自身このままこれを持っていきたい衝動に…。 国内での販売はもう少し先になるようなので気になった方は僕のショップまでコンタクトを。
ファクトリーの奥ではフレッチャー自身がはまっているフォイルサーフ用のボードがラミネートの終わった状態で完成を待っていました。 彼自身最初はでかいボードからテストし始めて今は5`6を使っている。 そしてこのボードは5`4で幅を19.5にして少しボリュームを削っているようです。 テイクオフしてしまえばノーズはいらないけどアウトサイドに戻るときはロングパドルになるので浮力は必要なので今はそのバランスを導き出しているようです。 熱くボードデザインについて語るフレッチャー。 こうしたボードを作っていくプロセスに参加していくのも楽しいですね。
その後フレッチャーも使っているカリフォルニアメイドのフォイル “Cloud 9″フォイルのファクトリーがpatgoniaから1ブロックも離れていないところにあるというので連れて行ってもらいました。 デザイナーのクリス、カイトボード、サーフィン、SUPサーフ、なんでもこなす遊び人が目を輝かしてフォイルデザインを語る姿を見ているとこのフォイルブランドの将来は明るいんじゃないか...なんて勝手に考えてしまいました。 先日のサンオノフレでも使用しているサーファーも多く、確実にシェアを広げているようです。 彼自身も日々サーフィンやカイトサーフィンでフォイルのテストを繰り替えてして、真剣に遊びそれを仕事にしていくアメリカ人をじで行っている姿を見れて最高ででした。
patagopnia surfの店内に戻りボードをチェック。 無骨なディスプレーがまたかっこいい。 あっという間にランチタイム。 コウスケ君に連れられ社員用の食堂へ。 この向かいでは写真用の保育所の拡張工事が行われていて、コウスケ君もこの保育園で育っていてその当時のことを面白おかしく聞かせてくれました。 カリフォルニアの心地よい日差しの中楽しそうに食事をしている。 patagoniaらしくフレッシュな野菜がメインで久しぶりの新鮮な野菜に食べると身体が喜んでいるのを感じました。 ランチを食べ終わる頃にサーフマネージャーのジェイソンと会うことでき翌日のフォイルセッションの約束、難しい話をする前にまずは一緒に遊んでから考えようというスタイルですね笑
コウスケ君一日アテンドしてくれてありがとう。
気づくと外はもう夕方。
ベンチュラのCストリートでの夕日。 10年前ここでカイトサーファーのIanとカメラマンのJasonと出会いその後彼たちを日本によんでのイベントしたり….僕にとっては思い出の場所。
10年たっても変わらないものは変わらない、変わっていくものは劇的に変わっていくのだろうけどそのまま変わらず残されているものを見ると嬉しくなります。
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