9月24日、25日と一年の総決算イベントといっても過言ではないTED CUPを開催しました。 前日までかろうじてあった波、早朝夜明け前にビーチに行くと”あ、終わった…..”と波のない海を見て呆然としました。 でもそれはちょうどセットの合間だったようで間隔は長いけど波はある。 早くから集まってくれたメンバーのみんな、そして運営をヘルプしてくれていた皆さんのおかげでテントの設営からヒートスタートの準備まで今までにないくらいのスピードでできていました。
僕が大会らしい大会をやり始めた時からずっとヘルプしてくれていた小池ちゃん、大島さんの二人がしっかりと他のヘルプしてくている人に伝達してくれたおかげで本当にスムースに1stヒートのフォーンを鳴らすことができました。 と、言っても運営テントの中は戦争状態で僕もヒートの組わせをギリギリまでやっていたりタイムテーブルを調整していたりと120%の準備をしていたと思っていたけど抜けているところがあったりとまだまだ詰めがあまかった….。
雨予報でしたが最高の朝日。
ヒートがスタートしても計算上ではうまくいっていたタイムテーブルが機能しなくなるたびに修正していきトイレ以外は席を立てずせっかく参加してくれたメンバーさん仲間とも話せず残念でした。
今回運営していていくつかのミスがあり選手にご迷惑をおかけしたこともありましたが反省し次の大会をより良いものにするために繋げていきたいです。
波も夷隅としてはマイルドなコンディションでしたが誰でも楽しめるブレイクで1日、いやコンテストを行った二日間満遍なくありこんな夷隅は逆に珍しく本当に奇跡としか言えない素晴らしいコンディションでした。 SUPサーフの神様っているんですね…. きっと全国のSUPサーファーの熱い気持ちがこの波を届けてくれたんでしょう、すごいことです本当に。 ウィメンズエリートで優勝した堀越優華選手。 パワフルだけど女性らしい可憐な動きで会場を魅了していました。 今年から賞金を20万にアップし日本最高峰のレベルのヒートが繰り広げられそれを制したのは仙台新港のヒーロー越後耕平選手。 最高のパフォーマンスでした。 賞金を出したことによりエリートクラスの選手の真剣さを見るとさらにミスは許されないという今までにないプレッシャーがかかりましたが会場を盛り上げてくれるエリートクラスの選手のライディングがそんな気持ちを吹き飛ばしてくれました。
僕のショップからエントリーしていた選手も今回は得意なサイズのある波だったので活躍してくれていました。
メンズオープンで準優勝したアサヒは地元夷隅出身の高校生、このメンツで2位はすごい。 そして3位のカバちゃんもハードリッパーでこの夷隅の波にとてもフィットしていてBポイントは本部から離れていてもそのアクションは他を圧倒していました。 惜しくも4位だった君塚さんもそのスキルの高さから会場を沸かし続けていましたがファイナルでは本領が発揮できず….でもその時はすぐに来そうです。 大会苦手だったモリシーも波数は乗らないけど誰もしないパワフルなリッピングで点数を伸ばしてセミファイナルまで、これで自信をつけてくれたらいいな。 優勝した松山さんは沖縄からのエントリー、素晴らしいライディングでした。 おめでとうございます!。 ウィメンズオープンでは優勝はうらちゃん、うらちゃんは湘南の海の前に住んでいるのに波を求めた毎週末は千葉に通って練習を続けていたけどそれが大会の結果につながらなかったけどここに来て着実に結果を出してきている。そして準優勝はなんとオノジー。普段はいいライディングするのに大会になると全然ダメ、この一年は育児で海からも遠ざかっていて周りのみんなはどんどん上手くなり….と彼女なりに葛藤がある中でのエントリーだったと思うけどこの結果。 海には入れなかったけどずっと海のことを考えていたからきっとSUPサーフの神様が見放さなかったんだろうな。 うらちゃん、オノジー二人とも本当におめでとう。
ビギナークラスで優勝したのはSUP歴2年の岡さん、それまでは海のスポーツをほとんどしていなかったのですがこの短期間ですごい上達しての優勝。努力は裏切らないとはこのことですね、おめでとうございます。
TED CUPユーザーズのファイナリスト。 マキちゃん、森下くん、君塚さん、Jason。 TED SURFの実力派によるファイナルでした。 2日目のユーズスで男性陣を抑えて優勝したMakiちゃん。 僕のクリニックを頻繁に受けてくれて課題のバックサイドの精度を高めていました。 レッスンで教えたコンビネーションを本番でしっかりとメイクしての堂々の優勝、鳥肌モノでした。
今年から正式に行うことになったサーフレースでは田尾ちゃんが3位に。 2位だった田尾ちゃんでしたがワイプアウトした時に後ろから来た山川選手にぶち抜かれてしまい3位、でもその逆転劇がサーフレースの楽しさを見せてくれたようで次回は優勝してくださいね。 波も最高で来年へのハードルが一気にあがりましたがこれからどんなに大規模になったとしてもTEDCUPはTEDCUPらしく阿出川潤スタイルでやり続けていきたいと思います。
こんないい加減な自分のワガママで続けけている大会に2日間の間サポートしてくれたメンバーさんまわりのみんなには感謝の言葉しかありません。 そして大会を盛り上げるために必要不可欠なご協賛をいただいたメーカー、各社の皆様には本当に感謝しています。
サポートしてくれた皆さん本当にありがとうございました。
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