2017.12.03
2017 STANCE ISA World Adaptive Surfing Championshipのファイナルday。 夕方前にはベンチュラに到着していたかったので朝にはラホイヤを出発、大会会場を後にしました。 あとからISAのサイトをチェックすると日本チームはAS1の伊藤選手が3位、AS5の藤原選手が4位、そしてレディスAS1の内田選手がなんと優勝と大健闘していました。 日本チームの皆さん感動をありがとうございました。
途中goproのオフィスがある場所によってみると流石に日曜日は休み、こっちはこの辺はきっぱりと休みは休みとしているところがいいですね。 goproタンドラ 楽しみにしているgopro fusionも日本では発売が来年になっているのでチャンスがあればこっちで欲しかったのですがまたの楽しみにしておきます。
ベンチュラに行く途中フォイルサーフができそうなポイントをチェックしたかったのでサンオノフレへ。 日本を出発する前に村林Tomoくんからカリフォルニアでフォイルできそうなところを聞いていたのでこのビーチの一番奥にあるドッグパッチというポイントへ。
途中ログでのセッションを楽しんでいる人たちがメインとなるいい波がブレイクしているピークにいました。
fサーフィンというカルチャーがごく自然に存在しているということが改めてわかるカリフォルニア、ハワイとはまた違うものですが根本にあるものは同じで海での時間を心から楽しんでいるということ。 気取りもなく、ただただ自然、生活の中に浸透しきっているからカッコつけているわけではないのだけどかっこいい。 日本だとどうしてもスタイルということで雑誌などが煽っている面もあり、みんながみんなオルタナティブだ、ログだと言ってそうですがそんなことはなく何度もいうのですがただただ自然。 情報だけが溢れてしまう日本だとどうしても自然でいることが難しいのかもしれませんね。 バスもここにあるとただただ自然です。 多分親父よりも歳をとっているおじいちゃんも普通にサーフィンをしている。 サーフィンライフってなんだろう….って真剣に考えさせられます。
左側のマッシーなセクションをみるとフォイルサーフを楽しんでいる人たちがいるので400mmを持って歩いてみる。 SUPサーフでもテイクオフしてしまうと横に行けないブレイクでしたがフォイリングにとっては最高な波。 はるかアウトサイドからインサイドまで永遠と乗り継いでいました。 ふっとビーチでフォイル囲んで話をしている人がいるのでよく見てみると…
ジェリーさんでした。 僕は3年前のナッシュミーティング以来の再会、父はパタゴニアサーフ千葉のオープン以来の再会。 ジェリーさんも父がいるのをすごくびっくりしていました。 ジェリーさんもNaishのThrustフォイルを手に入れ毎日練習をしているようです。 新しいことを始めるとまた気持ちも新しくなるから最高だと話してくれました。 僕たちが来るまでの間はHurelyのクリエイティブディレクター、 Ryan Hurelyもここにフォイル来ていたようで信じられないくらいのアウトサイドからインサイドまでそして乗ったままアウトにむかつて行ってそれはすごいライディングだったと感心していました。
これがRyan Hurelyの動画、後ろからJeff Hurleyがたぶんゴープロで撮っていたと思うのですがすごいライディングですね。 ボードもかなり小さく130cmくらいしかなかったようです。 Kai Lennyからスタートしそれがジョンジョンに伝わり、JOBもはじめトップサーファーがこぞってやり始めている。 このカリフォルニアでも確実にそのムーブメントが来ているように感じます。 SUPと違いそれこそコアの現役のトップサーファーがスタートしているというのがまた面白いところで、でもこのムーブメントが極東まで届くまでは時間がかかるか届いていてもアンテナが低いので誰も気づかないで終わるパターンになるかもしれませんね。
ただはやるかはやらないかより自分が楽しいかどうかが問題だと思います。
ジェリーさんとの素晴らしい会話を楽しんだあと僕も1R海へ。 数本ロングライドを楽しむことができロングドライブの疲れも癒されました。
アウトサイドでSUPフォイルをやっている人たちの会話が面白く”やっぱりヘルメットは大事だな” “俺はヘルメットで大丈夫だと思ったら肋骨やった” “ヘルメットだけじゃなくて顔もやばいよ”とかはじめたばかりの人たちがそんな会話をしながらおっかなびっくりしながらテイクオフしていく光景が最高に面白かった。
僕と同じポジションにいたショートボードでフォイルを練習していた青年も海から上がると”お前のボードを見せてくれ”と僕のカスタムボードの5`6をみると”調子良さそうだな”と言われ僕が”でもテイクオフしてしまうとノーズが邪魔になると”いうと”ライアンも同じこと言っていたよ”とフォイル談義に花を咲かせてしまいました。 多分これが普通のサーフィンだったら挨拶して終わり、でもフォイルをやることでまだまだみんな初心者なので共通の悩みや乗れない人の悩みもわかるので会話するようになる。
このフォイルのおかげでジェリーさんとも会えたし、少しですがカリフォルニアのフォイル事情がわかりギリギリまで持ってくるか悩みましたが本当に持って来て良かったです。
ベンチュラを目指す途中、30年以上前親父に連れて来たもらったハンティントンを見せてあげたいなと思いいくと僕も10年ぶりでしたがまた開発が進んでいるように思えてびっくりでした。 親父にとってはさらにびっくりで最初ここがハンティントンだよと言わないとわからないくらいでした。 親父と息子と二人旅ということで何もないといえば嘘になり、そこまでカッコよくはないけど映画レインマンのような感じでまじかーということもありますがこんな旅行なんてこれが最後かもしれないと思うと少しは我慢できます笑 ロスからさらに1時間半ほど車を走らせベンチュラに到着。 ホテルにチェックインしたあとコウスケ君と合流してベトナムフードレストランへ。 これで通算4日目のベトナムですが下手な日本食を食べに言って嫌な思いをするより美味しいし、野菜も食べれるし、安いし困った時のベトナム料理最高です。
明日はいよいよ本社へ。
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